@article{oai:hbg.repo.nii.ac.jp:00004668, author = {佐々木, 秀美 and 加藤, 重子 and 岡田, 京子 and 永石, 嘉代子 and Sasaki, Hidemi and Kato, Shigeko and Okada, Kyoko and Nagaishi, Kayoko}, issue = {2}, journal = {看護学統合研究}, month = {Feb}, note = {application/pdf, 要約 本論は,ベテスダ奉仕女“母の家”と“かにた婦人の村”が実践した“売春防止法”成立後の売春婦たちの保護・更生を目指した取り組みについて,その創立者である深津文雄の生涯と思想を検証,その思想におけるキリスト教的愛の精神と,その精神から実践した女性保護活動について論じたものである。深津の生涯の探求は底辺の点の発見であり,その発見の中で,これ以上落ちるところはないところまで落ちた女性達の更生に身を捧げた一生であった。収容された女性達は生涯克服できないほどの傷を負い,何らかの意味で知・情・意に障害を持っていた。それゆえ女性達は,苦情,脱走,拒食,暴力,自殺未遂,発狂など気の狂いそうな状況を呈し,職員も入所者も相互に疲れ果てるという状況であったが,深津の思想に賛同したベテスダ奉仕女“母の家”のディアコニッセや多くの者達の共同と忍耐と継続性があって入所者達の心の安寧をもたらす活動であった。それは,キリスト教の教えに基づいて,疲れた人に休息を与えて,枯渇している人に水を与え,立ち上がるまで待つことによって女性達に忘れかけた愛の精神を呼び戻した結果であると考える。}, pages = {43--54}, title = {わが国におけるディアコニッセによる女性保護の為の福祉活動― ベテスダ奉仕女“母の家”とかにた婦人の村の取り組み ―}, volume = {22}, year = {2021} }