Item type |
紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) |
公開日 |
2024-10-31 |
タイトル |
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タイトル |
看護師さんも知っておきたい話題の疾患とくすり ―侵害受容性疼痛と鎮痛薬 ― |
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言語 |
ja |
言語 |
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言語 |
jpn |
キーワード |
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主題Scheme |
Other |
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主題 |
プロスタグランジン |
キーワード |
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主題Scheme |
Other |
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主題 |
NSAIDs |
キーワード |
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主題Scheme |
Other |
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主題 |
侵害受容性疼痛 |
キーワード |
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主題Scheme |
Other |
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主題 |
鎮痛薬 |
資源タイプ |
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資源タイプ識別子 |
http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 |
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資源タイプ |
departmental bulletin paper |
著者 |
土肥,敏博
平岡,正史
佐々木,由紀
前信,由美
岡本,陽子
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抄録 |
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内容記述タイプ |
Abstract |
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内容記述 |
痛みは生命の危険を知らせ,危険から逃避し,安静と治癒を促す不可欠の警報信号である。痛みは苦痛のサインであることには違いなく,患者さんが受診する最大の動機となる。痛みとは?「痛みとは実際の組織損傷もしくは組織損傷が起こりうる状態に付随する,あるいはそれに似た,感覚かつ情動の不快な体験(国際疼痛学会定義,2020年)とされる。末梢組織が侵襲を受けるとその部位からは発痛物質や炎症性メディエーターが産生され,末梢感覚神経終末が刺激されて活動電位を発する。このインパルスが脊髄後角,視床を経由して大脳皮質体性感覚野に達すると痛み感覚が認識される。このような痛みには組織の損傷に付随する侵害受容性の急性痛ばかりではなく,炎症を起こす源が末梢組織に長期にわたって存在する侵害受容性の慢性痛がある。さらに慢性痛には神経障害性疼痛,脳の認知の異常によって生じる痛み「nociplastic pain 痛覚変調性疼痛」があり,それぞれに対する痛覚緩和療法が大きく異なる。本稿では,まず侵害受容性の急性痛発症の責任分子としてのプロスタグランジン(PG)の役割とその中心的治療薬である非ステロイド性抗炎症薬(Non-steroidal anti-inflammatory drugs:NSAIDs)について詳述すると共に,看護師さんも知っておきたいNSAIDs の副作用について概説する。あわせて侵害受容性の慢性痛の例として変形性関節症およびがん関連性疼痛について若干の概説を加える。なお,神経障害性疼痛,痛覚変調性疼痛およびその他の慢性痛については後章で述べることとする。 |
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言語 |
ja |
bibliographic_information |
看護学統合研究
巻 26,
号 1,
p. 55-72,
発行日 2024-09-22
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出版者 |
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出版者 |
広島文化学園大学看護学部 |
item_10002_source_id_9 |
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収録物識別子タイプ |
ISSN |
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収録物識別子 |
1346-0692 |
item_10002_source_id_11 |
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収録物識別子タイプ |
NCID |
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収録物識別子 |
AA12869764 |